学校に馴染めない子どもたちのための「学校外の学び場」を運営しています




学校がダメでも、子どもは育てるし、社会にも出ていける
私たち「マナビダネ」は、保護者が始めた小さなフリースクールを運営する団体です。
学校は、勉強だけでなく、日中の大半を過ごす中で多くのことを複合的に学ばせてくれるところです。
そこに行かなくなることは様々な支障をきたします。
ですが、私たちは学校に行かない選択をしている子どもたちのことを知るほどに、学校復帰以外の選択肢も必要だと考えるようになっていきました。
同じような考えをもつ保護者たちと、子どもが学校以外の場所で健やかに育てる方法について、何度も話し合いました。
そして…
あっという間に大きくなってしまうわが子たちに、自分たちでできることをやってみよう…と今の活動をはじめたのです。
人は、学校外でも、実体験を通じて多くのことを学んでいます。
まずは、学校に馴染めない子どもたちが、安心していられる場所で、異年齢のつながりの中から「学びのタネ」をみつけることを大事にしようと考えました。
なぜなら、私たちが出会う学校に馴染まない子どもたちは、一斉教育に適さない学び方をしているお子さんたちが多く、勉強は辛い、勉強は苦手、という思い込みを強く持ってしまっているからです。こうした子どもたちには、興味をもてないドリルをしたり、漢字の書き取りなどを反復するといった宿題に出されるような方法で学習していくことがとても難しいのです。
しかし、子どもは自分が好きなことや、興味のある遊びには、積極的に、自主的に取り組みます。
好きな遊びから芽生えた知的好奇心を満たすために、自分の知識やスキルを磨くことに惜しみなく時間と労力を費やすことができます。
さらに、知的欲求を満たすためには、文字や計算能力が必要になったり、情報を処理するための言語能力など、学校で勉強から習得するスキルが必要だと、子ども自身が気づいていきます。
以上のことから私たちは、「いろいろダネ」という学校外の学び場などの活動を通じて、お子さんが主体的に感じた好奇心からの学びを育み、社会参加に必要な力の伸ばし方を、おひとりおひとりのお子様と保護者の方とともに模索していきます。
NPO法人マナビダネ 2022年4月21日設立
わたしたちのミッション
体験から学び、考え、主体的に行動して、将来につながる学びの土台を育む
