フリースクーの説明と学びの土台について
子どもの“学びに向かう力”が育つ場所。
「いろいろダネ」は、NPO法人マナビダネが運営するフリースクールの総称です。
子どもたちが安心して過ごし、自分のペースで「やってみたい」「知りたい」という気持ちを取り戻していくための環境を整えています。
体験や人とのあたたかな関わりを通して、子どもたち自身の中にある“学びに向かう力”や“学びの土台”が育っていくことを大切にしています。
学校でも家庭でもない、もうひとつの安心できる居場所として、大人がそばにいて関わりながら、交流・コミュニケーションへの興味や「やってみよう」という気持ちがゆっくり育つ場です。
※ “学びの土台”とは、
安心・関係性・自己効力感・学びやすさ(認知・身体・語彙)の4つの基盤を指します。
※ “学びに向かう力”とは、
「やってみたい」「知ってみたい」と自然に心が動く力のことです。
自分で選び、挑戦し、まわりの人とつながりながら育っていきます。
この力は、安心・関係性・自己効力感・学びやすさ、という4つの“学びの土台”が整うことで育ちやすくなります。
いろいろダネでは、目的に合わせて
「いろいろダネ(体験・交流)」と「いろいろダネ+(学習サポート)」の2つを開いています。
いずれも、子どもが自分のペースで安心して過ごし、小さな挑戦を重ねられることを大切にしています。
活動内容(いろいろダネ/いろいろダネ+ の説明)
体験から学ぶ場「いろいろダネ」 と、
学習をゆっくり取り戻す「いろいろダネ+」 を実施しています。
■ いろいろダネ
・火曜・木曜の週2回/9:30〜13:30
・主な会場:入間市青少年活動センター(※変更の場合あり)
■ いろいろダネ+
・毎週月曜 14:00〜19:00
・会場:入間市健康福祉センター(※変更の場合あり)
【お問い合わせ】
マナビダネへのお問い合わせは、公式LINEのご登録が便利です。
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https://lin.ee/apx2Gs5
大切にしている学び
安心できる場所で、人と関わり、いろいろ試してみる。
その積み重ねが、子どもたちの“学びに向かう力”を育て、未来へとつながっていきます。
学ぶことに困難を感じてきた子どもたちは、学校で「わからない」「できない」を繰り返すことで、
「できない自分」「ダメな自分」という自己イメージを強めてしまいます。
そこでマナビダネでは、まず “やってみるって楽しい”“知るっておもしろい” を実感できる環境を整えています。
焚き火や実験遊び、季節の行事、アナログゲーム、おしゃべり、自然遊び…。
多様な体験を通して、子どもが「自分の学びのタネ」を見つけられるようサポートしています。
また「いろいろダネ+」では、人との関わりを楽しみながら、ひとり一人のペースで学び直しや学習習慣の再構築を行っています。
マナビダネでは、学習以前に必要な『学びの土台』をとても大切にしています。
子どもたちが“学びに向かう力”を発揮していくためには、次の4つの基盤が整いやすい環境が必要だと考えています。
① 安心(安全基地)
心も体も安心できる環境があることで、はじめて「学ぼう」「やってみよう」という気持ちが生まれやすくなります。
② 関係性(人とのつながり)
家族以外の大人や仲間とのやりとりが生まれる場に身を置くことで、自然と社会性の発達につながります。
③ 自己効力感(できるかも・やってみよう)
成功の有無ではなく、「試してみた経験」を積んでいける環境が、自分への信頼や小さな自信につながります。
④ 認知のしやすさ(学びやすさの下支え)
注意・感覚・ワーキングメモリなど、理解を支える力が働きやすい刺激や場の組み立てによって、「わかる」「取り組める」が増えていきます。
これらの4つの基盤は、どれか一つだけが優先されるものではなく、
互いに影響し合いながら子どもの育ちを支えていると感じています。
学習の前に大事な「学びの土台」という考え方

「学びの土台」×「大切にしている学び」=未来につながる力
いろいろダネの活動――自然体験、人との交流、遊び、対話、ゆるやかな学習――はすべて、
子どもたちがこの“学びの土台”を自分のペースで育てていけるよう、環境と関わりを整えることを目的としています。
どの子にも“学びに向かう準備”があり、その準備のタイミングや形はひとり一人異なります。
私たちは、子どもが自分のペースで育っていく時間を大切にしながら、
安心して試せる場となるよう、関わりや環境を工夫し続けています。




